ITプロジェクト47 データフローダイアグラム
基本設計書を作成するにあたり、業務プロセスをシステムに落とし込む必要があります。この時、データの流れに着目して業務プロセスを整理するという手法があります。この図をデータフローダイアグラム(DFD)といいます。
データは画面などの入力系から、データベースに格納され、処理の結果を帳票や画面などの出力系に送られます。これを業務の流れに沿って、チャート図に整理するわけです。
DFDで重要なのは、業務プロセスの流れに沿って、主要な項目がどこから来てどこに吐き出されるのか、項目レベルでの流れを見ていくことです。データの中に関係ない項目があったり、重複してはいけない項目が重複するようになると、データ処理時間に影響がある他、正しい情報が得られないこともあり得ます。
この後に行う項目定義を正しく行うためにも、データの流れを正しく把握することは重要です。