ITプロジェクト63 操作マニュアル
総合テストはユーザーが行うものなので、まず新しいシステムの操作方法をユーザーが理解する必要があります。そのために作成するのが、操作マニュアルです。通常、ベンダが作成します。
このマニュアルは、あくまでシステムの操作説明書なので、新システムを使ってどのように業務を行うのか、については別途マニュアルが必要です。車の操作説明書があっても、交通ルールがわからないと車を運転することができないことに似ています。
操作マニュアルは、画面コピーを添付して、操作の順番に並べるという方法が一般的かと思います。しかしシステムの概念図や、全体的な説明が書いていないと、ユーザは理解できません。操作用のマニュアルといえども、通常のユーザなら理解できるようなマニュアルとするべきです。この点、ベンダのクオリティによって大きく差がでます。あまりにもひどい操作マニュアルの場合は、ベンダに整備を要求するべきです。
開発契約時に、成果物として捜査マニュアルが含まれていない場合は、納品されない可能性もあります。きちんと操作マニュアルが作成されるよう、事前に確認しておくと共に、サンプルを提示させておくのがよいです。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 総合2024.02.12動物たち
- バラの街2024.02.11黄色いレシートキャンペーン
- 手続きコンサルティング2024.02.10行政書士会 新年賀詞交換会
- 事務所2024.02.08日曜大工