ITプロジェクト69 ユーザ展開・移行フェーズ
ユーザ展開・移行フェーズでは、全ユーザに新しい業務プロセスと、新システムの操作について説明し、稼働後にユーザがスムーズに業務ができるように、準備を行います。
また、従来システム(レガシーシステムと言うこともあります)から新システムへ、データを移行する準備を行います。
更に、総合テストで未解決の課題(残課題ということもあります)については、引き続きシステム改修または運用対応を行います。
移行のタイミングは、業務プロセス的にもシステム的にも不安定な時期です。新しいシステムが稼働する瞬間は、何が起こるかわからないという不安が残ります。
そのような不安を少しでも取り除くべく、想定される問題に対して予め対策をしておき、周到な準備をすることがとても重要であり、プロマネの腕の見せ処ということになります。