行政書士(6) 職印

行政書士登録する際は、職印も登録します。職印とは、行政書士が業務を行うにあたって、公文書等に捺印する印鑑のことで、勝手に作って使用することはできません。例えば、官公庁への許認可申請書や、後で説明する職務上請求書に捺印します。

必要があれば、行政書士会から、印鑑証明書を発行することもできます。登録印ですので、この職印を押した文書は、重い意味を持ちます。虚偽文書などに捺印すると、懲戒の対象にもなります。行政書士の業務は、それだけ責任を伴うということだと思います。

職印は、行政書士会に登録する際に、作成代行もしてくれます。大体、5000円位だと思います。もちろんハンコヤドットコムなどで作成して、行政書士会に登録することも可能だと思います。

私は行政書士会に作成依頼をしました。本柘植の各印で、初めて手にしたときはとてもかっこいいな、と思いました。職印を押した文書が、間違ったものにならないよう、責任を持って文書作成にあたりたいと思います。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。