日商簿記検定 3級

日商簿記3級は、会計の基本的な知識を確認する資格です。企業において、会計は基本的な業務です。複式簿記とは何か、基本的な仕訳の方法や、損益計算書や貸借対照表の作り方を学ぶことは、企業経営においてとても重要なことです。

日商簿記3級では、商業簿記は対象となりますが、工業簿記は対象外です。また本支店貸借も含まれません。会計業務としては、担当者としてのスキルが備わっているかを確認することになります。

試験は、全国の商工会議所で、年3回ほど開催されます。合格率はバラつきがありますが、40~50%程度で推移しているようです。簿記の基本を学び、過去問を解いていけば、十分合格可能だと思います。

会計の知識があれば、財務諸表の見方がわかりますので、自社のみならず取引先の経営状態を把握することもできます。企業経営に係る方は、是非受験しては如何でしょうか。決して損はしないと思います。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。