司法書士(3) 択一問題

司法試験の択一試験は、午前は実体法(憲法、民法、刑法、商法・会社法)、午後は手続き法(民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士、供託法、不動産登記法、商業登記法)です。

午前は2時間で35問ですので、1問3分の目途で105分、見直しとマークで15分ありますので、若干余裕があります。

しかし午後は3時間で35問+記述2問です。記述1問で45分は欲しいところですから、択一で使える時間は90分で35問、1問2分半しかありません。もう、時間との勝負です。

最近は午後の問題は分量が多くなりました。題意を把握するだけで2分位かかることもあります。各肢を十分読みこむことは難しいので、2つか3つの肢だけで正解にたどり着くようにし、残りの肢は確認するだけ、というようにする他ないように思います。

基準点を突破しなければどうにもならないので、過去問は必須と思います。私は今回8回目の受験となりますが、過去問は何回解いたかわかりません。毎年2~3回回してると思うので、ほとんどが10回以上解いたと思います。それでも正答率80%を超えられないことも多くいのですが、ともかく過去問中心の勉強は変わりません。過去問知識だけで正答できる問題は、まだまだ多いからです。

そのため、某L社の過去問(30年分以上あり)を毎日35分解いています。一日2時間ちかくかかりますが、日課にしています。計算すると、35問×2×30年分で、2100問、10,500肢です。

年齢の問題だと思いますが、何回解いて何回復習しても、それでも正答を忘れてしまいます。相当難しい問題なんだと思います。

基準点を超えたのは、過去2回だけ、それも午前だけで、午後は一回も基準点を超えたことはありません。いつまで続けられるかわかりませんが、目標を立ててチャレンジしたいと思っています。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。

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