情報セキュリティ(24) セキュリティサービス例と活用⑤

情報セキュリティ技術の第五に、暗号化があります。

①データの暗号化
情報そのものを暗号化することで、漏洩しても解読できないようにしておきます。メールに添付したファイルにパスワードをかけたり、通信文を暗号化するなどの対策です。パスワードを相手に伝える際にも、同じメールにパスワードを書くのではなく、別の手段で伝達するなどの対策が必要です。

また、情報を保存するストレージ(ハードディスク等)そのものを暗号化することもできるようになっています。暗号化しない情報を平文といいますが、平文そのもので情報伝達をしないような対策が有効でうs。

②通信の暗号化
ネットワーク上の伝送単位をパケットといいますが、このパケットを暗号化することで、途中で通信が盗聴されても解読されにくくする技術があります。TSL, SSLなどがそれにあたります。インターネット上のウェブ閲覧やファイル転送に、これらのプロトコルを採用することで、通信の安全性を向上させることができます。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。