ロウソクの科学

イギリスの著名19世紀の著名な科学者であるファラデーが、1827年以降、青少年のためにクリスマス講演を行った時の、講演内容をまとめたものです。机の上にたくさん実験機器を並べ、ロウソクが燃えるところから、水素、酸素、炭素など、化学の基本となるような実験を行い、解説をするというものです。

ファラデーは出版会社の職人から学術の世界に入り、化学や電磁気学など、多くの分野で貢献しました。私も、内容は忘れてしまいましたが、電磁気に関するファラデーの法則というのを、習ったような記憶があります。

ロウソクのような身近なものでも、多くの化学反応がおきていて、それをわかりやすく解説するので、とても興味深い内容です。今この本を読んでいてもワクワクするのですから、きっと目の前でこのような実験を見た青少年たちは、興奮したことでしょう。

私も元々は理系少年でしたので、とても楽しく読むことができました。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。