阿部兄妹金メダルおめでとう!
柔道男子66kg級の阿部一二三選手、女子52kg級の阿部詩選手の兄弟が、金メダルを獲得しました。本当におめでとうございます!
阿部一二三選手は、丸山城志郎との24分にもわたる代表決定戦が、忘れられません。ワンマッチなので、それまでの試合の疲れはないというものの、文字通り死闘でした。この戦いがあったからこそ、金メダルを勝ち取れたのだと思います。開始2分過ぎに技ありをとりましたが、守りに入らず、最後まで技をかけ続けました。かつて、あの古賀稔彦が、アトランタオリンピックの決勝で、ポイントで先行して守りに入り、最後逆転負けをしてしまったことを思い出しました。最後まで勝ち抜くと言う精神力は、代表決定戦を勝ち取った経験があったからかもしれません。
阿部詩選手は、得意の袖釣り込み腰は封じられてしまいましたが、寝技を徹底的に練習したようです。それまで、豪快な立ち技での勝ちが多かったのに、今回の試合を見てみると、寝技で勝負していています。それも、柔道着の胴回りの裾をつかんで、相手のおなかを固めてしまう、「舟久保固め」が最大の武器でした。決勝のブシャール戦も、舟久保固めでした。あまり一般的な技ではないですが、相手はおなかが締めあがってしまい、逃げることができませんが、体幹を鍛えないと、できる技ではありません。
「兄弟金メダル」が話題となっていますが、華やかな金メダルの背景には、相当な努力と執念があったのだと思います。本当におめでとうございます。
オリンピック 柔道 阿部一二三が金メダル きょうだいで金は初
柔道男子66kg級の阿部一二三選手、女子52kg級の阿部詩選手の兄弟が、金メダルを獲得しました。本当におめでとうございます!
阿部一二三選手は、丸山城志郎との24分にもわたる代表決定戦が、忘れられません。ワンマッチなので、それまでの試合の疲れはないというものの、文字通り死闘でした。この戦いがあったからこそ、金メダルを勝ち取れたのだと思います。開始2分過ぎに技ありをとりましたが、守りに入らず、最後まで技をかけ続けました。かつて、あの古賀稔彦が、アトランタオリンピックの決勝で、ポイントで先行して守りに入り、最後逆転負けをしてしまったことを思い出しました。最後まで勝ち抜くと言う精神力は、代表決定戦を勝ち取った経験があったからかもしれません。
阿部詩選手は、得意の袖釣り込み腰は封じられてしまいましたが、寝技を徹底的に練習したようです。それまで、豪快な立ち技での勝ちが多かったのに、今回の試合を見てみると、寝技で勝負していています。それも、柔道着の胴回りの裾をつかんで、相手のおなかを固めてしまう、「舟久保固め」が最大の武器でした。決勝のブシャール戦も、舟久保固めでした。あまり一般的な技ではないですが、相手はおなかが締めあがってしまい、逃げることができませんが、体幹を鍛えないと、できる技ではありません。
「兄弟金メダル」が話題となっていますが、華やかな金メダルの背景には、相当な努力と執念があったのだと思います。本当におめでとうございます。