Microsoft OfficeのTIPS(24) Excel セルの書式設定

各セルは、それぞれ書式設定をすることができます。書式設定とは、「文字列」「数値」「日付」などの、セルに格納されたデータを指定するものです。

「数値」と設定されたセルに「abc」と入力しても、書式設定は数値のままです。このあたり、データを優先することになっているようです。もしこれがデータベースだったら、数値を設定された項目に文字列を入力しても、エラーになるはずです。Excelは非正規データが前提なので、自由度が高いのかもしれません。

「数値」を設定すると、さらにマイナス表現を「-123」としたり、「▲123」とすることができます。データ自体は変わりないので、あくまで表現だけの問題です。

「日付」を設定すると、同じ日付でも「8月27日」と表現したり、「2021/8/27」と表現したりできます。

「文字列」を設定すると、「0123」も文字列として表現されます。数値表現なら、「123」となるところです。数字を文字列として扱うのか、数値として扱うのかは、大きな違いですので、気を付ける必要がありますね。

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小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。