認知症 そのままでいい

著者は、認知症患者と長く向き合ってきた精神科医です。

認知症は、治療するものではなく、老化により記憶力が後退しているのであって、本人の人格を尊重するという姿勢が大切だ、という趣旨でした。

私は幸か不幸か、介護の経験はなく、介護現場の親族や医療者のことを、よく知っているわけではありません。認知症の要介護者と接したこともあまりないですが、人が老化することで能力が減退したとしても、人間として愛情に対する感性を失っているわけではないということには、はっと気付かされたような思いがしました。

認知症というだけで決めつけるのではなく、正しい理解をして、人に接することは、大切ですね。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。