佐渡金山の世界遺産登録見送り
佐渡金山の世界遺産登録が、韓国から強制連行の現場だとして異論を挟まれ、見送りの方向で検討するということです。
佐渡金山は、江戸時代に開拓され、江戸幕府の財政を支えた、文字通り金の山です。もし佐渡金山が開拓されなかったら、江戸時代があれほど長期にわたって安定的に政権を運営することはできなかったに違いありません。戦時中の強制連行等とは、全く関係ありません。
私の家内は佐渡出身です。その関係もあって、私も何回も佐渡金山に行きました。あれほど大きな山を、江戸時代に手彫りで開拓したのはすごいことだと、感動しました。
また、私の前職の、三井物産の創始者である、益田孝は、佐渡市相川の出身で、そこは佐渡金山をおりたところにある街です。益田孝記念碑も立っています。
佐渡金山は、世界に誇る遺産であることは間違いありません。こんなに豊富に金を産出し、一つの時代を支えた金山は、他にないと思います。是非、世界遺産登録を実現したいと思います。