海と毒薬

遠藤周作の、太平洋戦争中に起きた、九州の大学病院での、捕虜に対する生体実験事件を題材にした小説です。

生体実験もさることながら、事件の当事者が、どういう心理状態の中で、あのような残酷な実験を行ったのか、描き出しています。

同じような状況で、あなたはどう行動しますかと、問われているようです。

もちろん、生体実験に手を染める事はないでしょうが、では、やむを得ない状況下で、人を傷つけることは、絶対ないといいきれるのか?

人間の弱さについて、考えさせられるような、本だと思いました。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。