外国為替 対ドル120円
外国為替市場で、円の対ドルレートが120円を超えました。3連休中に119円代でしたが、今日も円安が進みましたね。アメリカが金利を上げているにもかかわらず、日銀が金融緩和方針を変えていない、というのが要因のようですが、原油高と相まって、輸入品の価格がますます上がりそうですね。
円高に持っていくには、金利を上げるべきなのでしょうが、そうすると借入金が膨らんだ中小企業はダメージを受けそうです。国債を大量に保有している金融機関も、国債の相場が下がることになり、含み損がでるかも知れません。安易に金利を上げることも難しいように思います。
国債の引き受け手は日本国内なのだから、国債をどんどん発行せよ、と言っている方もいますが、こういう円安局面では、そんな呑気なことは言ってられないのではないかと思います。
