福島第一原子力発電所の処理水放水認可
菅前首相の時期に、東京電力福島第一原子力発電所で膨大に溜まってしまった処理水を、海洋放出することが決定されましたが、原子力規制委員会は22日、安全性に問題はないとして正式に認可したとのことです。
このまま陸上に保管しても廃炉に支障が生じるため、安全基準に配慮しながら進めることは、仕方がないことだと思います。地元への丁寧な説明が必要と思います。
記事の中で、放射性物質として「トリチウム」という用語が使われていますが、これは三重水素のことで、陽子に中性子が2つくっついた水素です。自然界にも極微量存在するものだそうです。語感として、「トリチウム」というと危険物質のようなイメージを招きやすいように思います。「リチウム」「トリウム」「タリウム」などと、どう違うのか、混乱しやすいですが、これらは全く別物です。
要は水素なのだから、素人ながら「三重水素」と表現したらどうか、と思うのですが、どうでしょうか。