経常収支 赤字化の危機

国際収支が、経常赤字となりそうです。

11日に発表された、8月の経常収支は、予想より大幅減の589億円の黒字に留まりそうだとのこと。

貿易・サービス収支は、3兆1,065億円の赤字で、前年同月比で2兆5,332億円減(赤字拡大)

第一次所得収支は、3兆3,271億円の黒字で、前年同月比1兆609億円増(黒字拡大)。

経常収支全体では黒字を維持していますが、黒字は急速に減少しているので、そのうち赤字になるのではないかと思います。

円安、資源高が大きく影響しているようです。日本全体の価値が下がっているとも言えます。

日本だけが金融緩和策を行っているなかで、円の信認が下がれば、さらにこの状況は進む可能性があり、抜本的な対策が必要ではないでしょうか。

https://jp.reuters.com/article/japan-account-idJPKBN2R600G

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小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。