老人をなめるな

作者は、元NHKキャスターの下重暁子氏です。
86歳になってもお元気で、エッセーを書いたり、セミナーをしたりと、ご活躍です。
仕事のために、自宅と別にマンションを借りようとしたが、高齢を理由に断られたそうで、日本の社会が高齢者にとって如何に冷たいか、訴えています。
私も今年還暦なので、高齢者の仲間入りなのかもしれません。老人をなめるな、とは強いメッセージですね。延命措置などには反対で、植物人間になっても、命を活かして欲しい、と主張されています。
私はどちらかと言えば、人間は寿命というものがあるから、老化には逆らわず、自力でご飯を食べられなくなったら、一生を終えたいと思っています。しかしそんなことが言えるのも、まだ元気に仕事ができているからかもしれません。
老人をなめるな、とは言いませんが、人生の仕舞い方は、考えておくべきかなと、思いました。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。