ホームページ② 独自ドメインの取得
サーバを選定したら、ホームページで使用する独自ドメインを取得します。
Lolipopで「独自ドメイン取得」のサービスを選択すると、取得したいドメイン名から、取得可能なTLDが表示されます。TLD(トップレベルドメイン)とは、「.co.jp」のような、ドメイン名の最後につくお決まりの文字のことです。
私の場合、事務所名が「中小企業診断士 行政書士 小笠原裕事務所」なので、「ogasawara-office」で取得可能なドメインを検索したところ、「.net」が1200円/年で使えると表示されたので、これを選びました。
独自ドメインを取得しても、そのままではホームページとしては使えません。ドメイン名とレンタルサーバをつなぐ必要があります。これは、DNS(ドメイン ネーム サーバ)上で設定します。DNSはドメイン名と、インターネット上の住所に相当するIPアドレスをつなげるもので、この設定もLolipop経由で設定できます。
独自ドメイン設定の際に、「公開フォルダ」も設定できます。ここは、「www」と入れておきましょう。
ドメイン名の直下にサイトを構築することもできますが、www.独自ドメインとする方が通常ですし、のちに述べるURLリダイレクトも可能となります。
これで、http://www.ogasawara-office.netというURLから、ホームページを開く準備ができたわけですが、SSL設定も同時に行うのが望ましいと思います。
「https://」で始まるURLは、SSL(セキュア ソケット レイヤ)という方式で、閲覧者のブラウザとWebサーバを暗号通信で接続します。「http://」は暗号通信を使用しないため、ブラウザによっては「安全ではありません」などと表示されてしまい、何か怪しげなサイトのような印象を与えてしまいます。
SSL設定を行うことでこれを避けることができます。Lolipopでは、「独自SSL」というメニューがあり、無料でSSL設定ができます。
これで、「https://www.ogasawara-office.net」というURLが使用可能となりました。