情報処理安全確保支援士(4) 資格維持

情報処理安全確保支援士(RISS)の資格維持のためには、毎年e-learning研修と、3年に1回集合研修を受ける必要があります。これが非常に高く、e-learning研修は2万円、集合研修は8万円します。3年間で14万円、年間約5万円です。

私はこれを見て、しばらくRISSの登録を控えていました。中小企業診断士協会や行政書士会でも年間5~6万円の会費を払っていますが、これらの会ではしっかりした組織があり、会員のためになるような様々な施策を行っています。同じ仲間として交流もできます。RISSにはそれがないので、やはり資格維持のためだけに年間5万円を負担するのは困難です。

もちろん、会社としてRISSを育成し在籍させるということは考えられます。その際は、会社がこれらの研修費を負担するのであれば、数も増えると思います。

私の場合は、研修は受けずに、3年に一回登録しなおすようにしました。3年に一回受験し、登録免許税と登録手数料を支払い、現在の3年の登録期限が到来するたびに新規登録するわけです。これであれば、3年に一回受験料も含めて25,000円位の費用で済みますので、年間8,000円です。安くはありませんが、負担できない額でもありません。昨年4月に最初の再登録を行いましたが、登録番号が変わる以外は大きな支障はありません。

サイバーセキュリティの専門家としての資格は維持したいので、私としては、これがベストの方法ではないかと考えています。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。