情報セキュリティ(13) IT投資計画と情報セキュリティの予算化

情報セキュリティは、ITシステムの対応なくしては成立しません。現在の会社の業務は、かなりの部分がIT化され、システムなしでは業務が成り立たないことも多いです。

そのため、ITシステムに対して正しい投資を行い、業務に適用していくことがとても重要です。

ITシステムへの投資費用は、高くなることも少なくありません。PCやサーバ、ソフトウェアには保守期限があり、会社全体でPCを入れ替えるということになれば、資金繰りにも大きな影響が発生しかねません。

そのため、ITの将来像・直近の課題を整理し、必要なコストを予測し、その中に情報セキュリティを予算化することが重要です。

ITシステムはスタッフに任せればよい、という時代は過去のものとなりました。今後は経営者自らが、IT投資計画を把握し、情報セキュリティの予算化にも意識することが求められます。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。