司法書士試験 基準点発表

令和2年度の司法書士試験の筆記試験択一の基準点が発表されました。

午前:75点(25問)

午後:72点(24問)

私は午前が75点、午後が69点です。八度目の試験も、基準点足らずで不合格でした。しかも1問差。この一年間、毎日過去問35題をこなしてきましたが、タッチの差でまたもや不合格。来年の試験はどうしようか、悩んでいます。

独立開業したのですから、これからは売上を上げなければなりません。そのためには、インプットよりアウトプットに時間をかけるべきです。給料が入る前提で、すきま時間で勉強する、というわけにはいきません。そう考えると、年間1000時間以上もこの試験にかけ続けることは、もはやできないのではないか?と思えます。8年かけて、あともう一歩、1問の差まで来たのですが、この1問がとても遠く感じます。

それにしても、受験生数は、11,494名でした。平成22年が26,958名でしたので、この10年で約6割も減ったことになります。私の受験初年度の平成25年の22,494名に比べても、半減です。例年の合格率だと、合格者が500名を割り込むことになりかねません。登記案件は今後減ることはないでしょうし、司法書士の人材確保という観点からすると、問題かもしれませんね。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。