エネルギー基本計画

経済産業省が国のエネルギー政策の方向性を定める「エネルギー基本計画」の改定案を公表しました。

再生可能エネルギーが、今後のエネルギー政策の主軸となっていますが、化石燃料をこれ以上増やすことができない状況では、原子力に対して、もっと前向きにとらえるべきだと思います。

手放しで現在の軽水炉を増やすことは、核廃棄物の処理の問題というハードルがあります。しかし、小型原子炉や新型原子炉などの次世代型原子炉の開発を真剣に行い、それまでのベースロードという位置づけであれば、総合的な観点で原子力の評価はとても高いと思います。

次世代型原子炉では、トリウム溶融塩炉など、安全かつプルトニウムなどの半減期の極めて長い元素を処理できる技術もあります。米国や中国では、研究が進められているようです。我が国も、このような総合的な取り組みを、積極的に検討すべきではないでしょうか。

エネルギー計画案　原発の新増設を明示せよ | 世界日報 (worldtimes.co.jp)