情報処理安全確保支援士 特定講習

情報処理安全確保支援士の更新要件である、集合研修の代替として、民間事業者による特定講習が開催されており、受講しました。

私はこれまで、情報処理安全確保支援士の更新要件である研修費が高いので、更新せず試験を受けて取り直すことを考えていましたが、この特定研修は、試験では経験できない貴重なものでした。

私が受講したのは、CSIRTとしての演習ですが、チームに分かれて具体的なマルウェアをリモートデスクトップ環境とログから分析し、暫定対策と根本対策を策定するというもので、受験勉強や事務的な実務などでは経験できないものでした。

分析ツールとして、受験で知識として知っていたFiddlerなどを実際に触ることができたし、どういう分析をするのか、その手法も学べました。

受験勉強と専門家としての研修は違うものですね。そういえば、行政書士実務と受験勉強は、ほとんど関係がありません。

専門家として、きちんと研修は受けるべきだ、と実感しました。

これで研修の受講要件は満たしました。私は2019年4月登録なので、早速オンラインで更新手続きをしました。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。