三四郎
夏目漱石の有名な長編小説です。Youtubeで朗読版を見つけ、11時間かかりましたが、聞いてみました。
熊本の田舎から上京して、大学に通いながら、変わった先輩や同輩、先生と関わり、淡い恋愛をする三四郎の姿が、生き生きと描かれています。
高校2年生の時に一度読んだことがありましたが、その頃は男子校で恋愛にはほど遠かったし、九州にいたから東京など想像もつかなかったし、大学生活も全く知らないから、何の感想もありませんでした。
60近くにもなって、いろいろな経験をして、昔を思い起こしながら読んでみると、とても懐かしい思いで読むことが(聞くことが)できました。年をとったということかもしれませんね。若い時代というのは、貴重なものだと思いました。