ITプロジェクト42 要件定期の成果物

要件定義の成果物は、当然ながら要件定義書です。要件定義はユーザが主体になって作成するものではありますが、ベンダに委託して作成することが一般的です。

そのため、要件定義に入る際に、どのような成果物になるのかを、事前に確認しておくことは重要です。成果物がきちんと提示されなければ、ユーザは確認のしようがありません。

要件定義書に基づいて、次の工程として基本設計書が作成されることになりますので、きちんとユーザが期待する機能となっているか、また機能に抜け漏れがないかのレビューに耐えられる成果物が提示される必要があります。

要件定義書としては、機能一覧表、システム構成図、ネットワーク図などが考えられます。その中でも、機能一覧表は重要です。指定した機能がきちんと要件として表現されているかが重要なポイントとなります。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。