ITプロジェクト45 設計・開発フェーズ

要件定義が終了したら、いよいよ設計・開発フェーズに入ります。

要件定義書に基づき、設計書を作成し、その設計書に基づいて、具体的なシステム開発を行います。

設計書は、さらに基本設計書と詳細設計書にわかれます。基本設計書には、データの項目定義・計算ロジック・画面遷移・帳票設計などが記載されます。細かい内容となりますが、ユーザが確認すべき文書となります。

詳細設計書は、システム開発のための、モジュール・データベース設計・コーディング設計などを行います。ユーザ会社が確認することは、ほとんどありません。

詳細設計に基づいて、開発が行われます。開発工程は、ベンダが外注を使うことが多いです。海外での開発であれば、オフショア開発となります。

詳細設計・開発は、あまりユーザ企業が関与することはないですが、ベンダが遅延なく開発を実施しているか、適宜報告を受けることは必要です。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。