ITプロジェクト59 テストフェーズ
開発工程が終了したら、テスト工程に入ります。テストは開発と同じ位の工数がかかると考えても過言ではありません。十分なテストを行うことが、品質を担保することにつながります。
プログラミングは人間が行うことなので、どうしてもミスが発生します。想定外のデータ入力、変数のデータクリアもれ、エラー処理もれなど、実際に動かしてみないと析出できない問題は必ず存在します。
これが不具合の原因となるものです。不具合をできるだけ少なくするために、テストを行うことで、本番前に問題を顕在化させるのです。
単体テストは、機能別にテストを行い、不具合を発見します。これはベンダの責任において実施します。ベンダのシステム開発の品質により、単体テストの成績が左右されます。
連結テストは、単体テストをクリアした後、機能間の連携や、他システムとの連携を確認するものです。実際にテストシナリオを作成し、業務プロセスに従ってシステムを動作させます。ここはベンダの責任において実施しますが、ユーザもシナリオ作成などにおいてベンダと協力して実施します。
総合テストは、実際の業務プロセスに従って、新システムを業務に使用するテストです。総合テストは、ユーザ受け入れテスト(User Acceptance Test)として実行されることも多く、納品されたシステムに問題がないか、ユーザが確認するテストとなります。
これらのテストを計画的に実施し、本番稼働前にできるだけ不具合を解消することが非常に重要なポイントとなります。
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