情報処理技術者試験(3) 応用情報処理技術者

応用情報技術者は、情報技術者試験のレベル3となります。年2回、春と秋に試験があります。かつては、第一種情報処理技術者といっていました。

基本情報技術者に比べると、難易度が高いと言われます。実際午後の試験には記述がありますが、基本情報技術者と違い、アルゴリズムやプログラミングがありませんので、考えようによっては応用情報技術者試験の方が合格しやすいかもしれません。

実際、合格率は20%~25%位で推移しています。午前の試験も四肢選択なので、しっかり準備すれば合格は決して難しくはないと思います。

試験範囲もストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野があることは、情報処理技術者試験に共通しています。受験準備としては、テキストを十分読むことと、過去問を何年分かを解いてみるのがよいと思います。

私は、平成23年に基本情報技術者試験と応用情報技術者試験、そして情報セキュリティスペシャリスト(現在の情報処理安全確保支援士)を一気に取得しました。本来は情報処理技術者試験は年2回しかないのですが、平成23年度は東日本大震災があった関係で、7月に臨時の試験が行われたため、このようなことができました。上記の通り、試験範囲がほぼ同じなので、加納であれば、ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者と、一気に取得してしまうのが、効率的だと思います。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。