名言シリーズ(6) 天国に行ける人よりも 天国を築ける人でなければならない
R.S.ムーンの言葉です。 「こころの四季」に収録されています。
人間は死んだあと、天国と地獄のどちらに行きたいかと問われれば、天国がいいに決まっています。
もちろん、死んだ後どうなっているか、私たちにはわかりません。意識もなくなり、無の世界かもしれません。しかし、人間は、死者を弔い、天国で幸せに生きていくことを願っています。彼岸には先祖のお参りもするし、亡くなった人が私たちを見守ってくれていると、どこかで感じていると思います。
地上でよいことをすれば天国に、悪いことをすれば地獄に行く、と言われます。もし天国があるとしても、自分一人が天国に行ったところで、家族や周りの人々が一緒に行けなければ、寂しい限りです。天国は行くところではなく、作るものだ、というのは、とても前向きな言葉だと思います。
自分は天国をつくるための仕事ができているだろうか… 自問してしまいます。
