ショパンの名曲
ロシアのピアニストであるイリーナ・メジユーエワが、ショパンの名曲を解説する本です。私は20年くらい前、子供にピアノを習わせる時に、一緒に練習したことがあります。ピアノなんて、全く練習したことはありません。先生に、ショパンが弾いてみたいと言ったら、じゃあと言ってワルツの9番を教えてくれました。
まさか40歳にもなって、ピアノが弾けるなんて思ってもいなかったし、楽譜の読み方もわからなかったけど、ショパンを聞くのは好きだったので、結構一生懸命練習した記憶があります。
その後調子に乗って、革命とか、別れの曲とか、いろいろやってみたけど、もちろんまともに弾けたことなんてありません。でもやってわかったのは、自分が弾くとジャンジャンとやかましい音しか出ないのに、ピアニストの音はポロンポロンと綺麗な音が鳴るのです。
単純に鍵盤を押すと音が出るんじゃなくて、気持ちのいい音を出すこと自体が、大変なことなんだと思いました。
結局、私はピアノの練習はやめてしまったけど、ピアニストが、どういう観点でショパンを聞くのか、解説を読むのはとても楽しいことでした。
家には電子ピアノが、単なる物置台として寝室に座ってます。また、触ってみようかな?