羅生門・鼻・芋粥・偸盗
芥川竜之介は、今昔物語などから題材をとって、いくつか短編小説を書いています。
羅生門は、盗賊が羅生門で老婆が死人の髪の毛を抜くところを見て、悪事を仕方ないものとして自分自身に言い訳を見つける話です。
その他の、鼻、芋粥なども、人間の弱いところ、悪いところを描き出しています。
どうも文学作品というのは、人間の影を浮き上がらせるような物語が多いような気がします。明るいところを浮き上がらせるような物語も、読んでみたいと思います。
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