益田孝
佐渡に行った際に、旧三井物産の創業者で、内外物価新報(後の日本経済新聞)の創刊者でもある、益田孝の記念碑に立ち寄りました。
益田孝は佐渡金山のふもとにある相川町で1848年に生まれ、父親は幕末の佐渡奉行所に勤めていました。16歳でフランス特使団に参加、国際感覚を持ち、商人としての才覚を現わして、1876年に三井物産を創設して初代社長に就任します。その後、三井鉱山の民営化など、日本経済を支える活動をしました。
益田孝が遺した、「眼前の利に迷い、永遠の利を忘れるごときことなく、遠大な希望を抱かれることを望む」という言葉は、今に残る立派な経営理念だと思います。
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