原子力発電所再稼働

政府は、日本国内の原子力発電所について、年内に9基を稼働するよう7月に決定しましたが、すでに再稼働が決定している1基に加えて、新たに7基を、来年夏をめどに再稼働させるよう、発表しました。これがすべて稼働すれば、合計17基稼働ということになります。

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/88102.html

2022年8月25日付で、「2022年度の電⼒需給対策について」という資料がエネルギー庁から発表されましたが、これがわかりやすいように思います。

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/030_03_00.pdf

今回の7基というのは、柏崎刈羽原子力発電所や女川原子力発電所、東海第二発電所など、東日本に多く所在しています。首都圏の需給逼迫緩和にもつながる方針ではないかと思います。

物価上昇対策と、脱炭素、さらには電力不足の問題を解決するためには、賢明な判断ではないでしょうか。地元への説明も必要ですし、関係者の皆様のご苦労も大きいと思いますが、是非実現して欲しいと思います。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。