円安 147円/ドル台に突入

円安の歯止めがかからず、1ドル147円台に突入しました。貿易収支は赤字なので、さらにその赤字幅が広がりそうです。物価高騰の大きな要因となっています。

大きな原因は、ドルと円の金利差であることは明確です。民主党政権時代末期は、1ドル80円台まで円高が進み、2012年末に自民党政権になってから、大幅な金融緩和により円安に戻しました。円安が行き過ぎたのであれば、逆の施策を打つべきですが、日銀は金融緩和をゆるめようとしません。

私は金融政策の専門家ではないから、何が正しいかは専門家の意見を待ちたいですが、状況に応じて施策は柔軟に変えていく必要があるのに、それを行なうことができないとすれば、それは日本の政治の問題ではないかと思います。場当たり的な為替介入などではなく、手遅れにならないうちに、有効策をとるべきではないでしょうか。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221014/k10013858331000.html

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。