行政書士① 業務内容

行政書士は、街の法律家として、各種許認可、遺言・相続、外国人の在留資格、契約書作成など、各種の手続きを業務としています。

行政手続きは煩雑なことが多く、専門家による手続きを行う方がスムーズに進むことが少なくありません。県庁や市役所の窓口にとっても、専門家が提出する書類であれば、不備も少なく補正も減るというイメージがあります。

遺言・相続については、一生の間で何回も遭遇することではありませんから、いざという時に何をするべきなのか、専門家に相談する方が安心です。大事な方がお亡くなりになられた場合に、悲しみもさることながら、遺産分割・相続手続きといった、現実的な問題が待ったなしでやってきます。

外国人の在留資格の申請取次も、海外から日本に移住する外国人が増えている状況の中で、重要な業務です。特に本年4月から、日本の深刻な人手不足を解消するために、就業を可能とする在留資格の種類が増えました。虚偽申告を未然に防ぎ、安心して日本で就業できるよう、正しい在留資格を取得するお手伝いをします。

契約書作成については、紛争を未然に防ぐために、法律の知識をもとに各種契約書を作成することは重要です。契約書が存在しない取引も世間にはたくさんあるのも事実ですが、いざ紛争が起きた時によりどころとなるのは契約書です。紛争解決は弁護士の業務ですが、それを予防するのは、行政書士の契約書作成業務だと思っております。

その他にも行政書士が取り扱う業務はたくさんあります。私は平成25年に登録しています。現在は会社に勤務しており、行政書士としての業務を行うことはできませんが、自宅事務所で無償の相談業務のみ行っています。将来開業した際には、本格的に業務に取り組む予定です。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。