中小企業診断士(2) 受験対策

試験は、一次試験、二次試験、三次試験となります。その後、15日間の実務補修を経て、中小企業診断士登録ができます。

三次試験は単なる面接、実務補修は参加して一生懸命やれば準備しなくても対応可能ですから、問題は一次試験と二次試験、特に二次試験です。

一次試験は7科目の4肢選択です。試験勉強は広範囲に渡りますが、試験自体の内容は基本問題ばかりでそれほど難易度は高くありませんので、勉強量に比例して合格率は上がると思います。過去問や正答も公開されるので、対策が取りやすいです。

問題は二次試験です。4つの事例で記述式ですが、何を書いたら正解なのかがわからず、模範解答も公開されません。私は一次試験は全て一発合格でしたが、二次試験は5回目にしてやっと合格しました。

では二次試験の対策は全くないかと言うとそうではなく、合格率を上げるための解答の書き方があります。

従い、試験対策としては、一次は過去問を中心に基本的な知識をしっかり準備し、二次は解法を身につけて体に覚え込ませる、ということになるかと思います。

次回以降で、それぞれの対策について、書いていきます。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。