TOEIC

TOEICは、日本発の英語試験ですが、現在世界中で実施されています。試験は2時間で200問、100問はヒアリング、100問はリーディングで行われます。テストごとの難易度のバラツキを考慮し、点数は統計処理を行った上で決められます。偏差値50であれば500点、全問正解でも995点となります。

点数をとるためには、若干のコツもあります。例えば、ヒアリングの場合は、次の問題に入ったら前の問題は全て忘れて引きずらない、よく出る単語やイディオムは覚えておく、マークシートへのマークはまとめて一気に行うなどです。

TOEICはヒアリング・リーディングの実力を測るためには、適切なテストだと思います。企業で採用される例も多く、730点で海外出張、860点で海外留学、などと基準を定めたりします。来年から始まる大学入試の共通試験(旧センター試験)では、TOEICを採用する案もありましたが、残念ながら見送られました。

また、英語力は時間と共に劣化します。企業の採用試験などで通用するのは、直近6か月以内の成績とするケースも多いようです。しかしTOEICを受けておくのは、決して損にはなりません。一度点数を取っておけば、勉強しなおせばそのレベルに戻るのは、それほど大変なことではありません。

英語力の維持にも役に立つので、チャレンジしては如何でしょうか。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。