情報セキュリティ講座(27) Webについて

ここからは、アプリケーションレイヤ以上のプロトコルについて書きます。

Webは、インターネットのみならず、ローカルでのアプリケーションにおいて、最も多く使われるユーザーインターフェースだと思います。

かつては、サーバ型のソフトウェアと言えば、クライアント&サーバ方式が主流でした。端末側にクライアントアプリケーションをインストールして使用します。画面処理を含む、かなりの処理を端末側にさせて、処理結果をサーバに戻すようなイメージです。

しかし現在では、サーバでほとんどの処理を行い、端末はインプットとアウトプットのみになりつつあります。スマホのアプリをイメージすると、わかりやすいです。

通信速度が格段に向上し、かつ信頼性が向上しているため、このようなことが可能になってきています。

Webは、高度な処理には向きませんが、インプットやアウトプットだけなら、それほど問題ありません。また、基本的にブラウザさえあれば動くので、機種を選びません。従い、インフラの変更が非常に楽になり、コストも下がります。

従い、Webの理解は、とても重要です。

明日以降、技術的なことについて、書いていこうと思います。

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。