一時支援金の事前確認

最近、一時支援金の事前確認のご相談が増えています。締め切りが5/31なので、申請をする人が増えているようです。

一時支援金は、1/8〜3/31までの緊急事態宣言の影響で、飲食店以外の事業者を救済する仕組みです。前年または前々年の1月〜3月の売り上げと比べて、今年の売り上げが50%未満であること、緊急事態宣言の影響を受けていることなどが、支給要件です。
飲食店へ食材を納める食材卸屋など、関連事業が影響を受けていることを想定しています。

一時支援金の申請には、事前確認という手続きが必要です。不正受給を防ぐことと、受付の事務を合理化する目的だと思います。

具体的には、登録された事前確認機関が、書類の整備や、制度の理解度を面談などで確認し、確認登録しないと、一時支援金の申請が完了しないという仕掛けになっています。

登録事前確認機関は、インターネットで検索できるようになっていて、私も登録されています。面談が必要なことから、お問い合わせを頂くのは、八千代市の方がほとんどです。

申請の仕組みがややこしくて、申請を諦める人も多いかもしれません。飲食業向けの、感染拡大対策協力金と比べて支給額も低い(法人60万円、個人事業主30万円)ので、申請件数も伸び悩んでいるという話も聞きます。折角の制度なので、うまく活用したいですね。

https://ichijishienkin.go.jp/

投稿者プロフィール

小笠原 裕
小笠原 裕中小企業診断士 行政書士
バラの咲く街、八千代市緑が丘で、コンサルティング事務所を運営しています。