2020-04-08 / 最終更新日 : 2020-05-19 小笠原 裕 契約書 民法改正(28) 請負に関する見直し② 請負契約は、現行民法に瑕疵担保責任に関する事項が記載されています。隠れた瑕疵については、売買契約の規程が準用されていて、請負人の無過失責任となっています。さらに注文者の救済策としては、解除や損害賠償または修補が定められて […]
2020-04-07 / 最終更新日 : 2020-05-19 小笠原 裕 契約書 民法改正(27) 請負に関する見直し① 請負とは、請負人が仕事を完成することを約し、注文者が完成した仕事の結果に報酬を支払うことを約する契約です。 この報酬について、途中で契約が解除された場合など、仕事が完成せずに契約が終了する場合のルールは明文化していません […]
2020-04-06 / 最終更新日 : 2020-05-19 小笠原 裕 契約書 民法改正(26) 賃貸借に関する見直し② 賃貸借に関しては、他にも改正点があります。 その一つが、賃貸借不動産の譲渡に関する論点です。賃貸借不動産が譲渡されると、賃借人は誰に賃料を払うのか、民法には明確なルールがありません。基本的には譲受人に賃料債権が移行します […]
2020-04-05 / 最終更新日 : 2020-05-19 小笠原 裕 契約書 民法改正(25) 賃貸借に関する見直し① 賃貸借終了時には、いろいろなトラブルが発生しがちです。これらについて現行民法では明確なルールが定められていない部分があります。 その一つが敷金の扱いです。敷金には礼金や保証金などいろいろな名目が含まれているケースが多く、 […]
2020-04-04 / 最終更新日 : 2020-05-19 小笠原 裕 契約書 民法改正(24) 消費貸借に関する見直し 消費貸借は、現行民法では、実際に金銭が交付されるまでは契約は成立しません。これを要物契約と言います。 そうすると、借主は金銭を交付せよという請求ができません。住宅ローンを利用して不動産を購入する場合などに、貸主の都合で貸 […]
2020-04-03 / 最終更新日 : 2020-05-19 小笠原 裕 契約書 民法改正(23) 危険負担に関する見直し 危険負担とは、双務契約(売買等)の一方の債務が、債務者の責めに帰すべき事由によらないで履行不能となった場合に、債権者と債務者のどちらがその損害を負担するか、という問題です。 現行法では、債務者主義、すなわち債務者が損害を […]